2011年9月8日木曜日

お針箱

 

発注していたお針箱入荷。 日本で唯一残っている、職人さんの手作り品。添えられたお手紙に
「これは芸術品でも伝統工芸品でもなく、あくまでも生活雑貨です」 と記されていたよ。職人さんらしい言葉に感動。
こういうの、昔はどこの家庭にも1つはあって、学校へ持って行く雑巾だとか、ボタン付けだとか、穴のあいた靴下の繕いだとか、そんな細々した事を母親たちがやっていたんだよね。
きっちりと編まれていて、使われているゴブラン織りの布も味わいがあって、留め具がハサミのデザインになっていて、開けた時には真っ赤なサテンがきれい。 蓋の裏が針山になっているのも秀逸。 女性の道具入れは、花嫁さんへのプレゼントにも素敵。 
人の手で造られた物には、温度があります。その温度が、愛着へと繋がって行きます。愛着のある物は、歴史を刻んで、思い出と言う記憶になります。 温もりとは、そういう物なのだと思って居ます。 

0 件のコメント:

コメントを投稿