ねえさんねえさん!と呼ばれて振り替えると恩人が立っていた。
数年前に、地下道の階段からすっ転げて落ちた時に助けてくれた人。
アタシ「いつかお礼言おうと思ってたんだよ~。元気?」
おじさん「元気さ。あれから転んでないのかい?はははは」
アタシ「何とかよろよろ歩いてる」
おじさんは故郷のお正月の思い出をひとしきり話して聞かせてくれた。
雪深い故郷では101歳のお父さんと98歳のお母さんが健在で、今もお豆腐屋さんを営んで居るんだそう。雑煮やお節よりも、鰤の味噌漬けが最高の正月のご馳走だったんだって。
これからご飯の支度をするんだと、公園の階段を上って行きました。
またあったらしゃべろうね~。
松本さん。
長野の飯田出身・62歳寅年・路上生活のため住民税無し・故郷に帰ったのは20年前・働いていた頃の厚生年金で気楽に暮らしているんです。
言葉はとても丁寧で、しがらみのない済んだ瞳をしています。
鍋とビニール傘、その先にくっつけたペットボトルが家財道具。
ブラックウォッチ柄のマフラーがなかなかジェントルマンでカッコイイよね。
俺は雪国出身だからさ、凍え死んだりなんかしない知恵があるんだ と言い残して、またね~。
注:画像は本人の許可を取っています。一番カッコイイポーズをとってくれたよ。

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