2011年5月29日日曜日

雨宿り物語2

小降りのうちに散歩へ、と思ったら、いつものまるい公園でザーザーと降って来ちゃった。 オフィスも休みだし、人影無し。幸い、まーるい公園の隣には、絶好の雨宿りスペースがあるのです。ちょっと小降りになったら帰ろうね、パズーと話しかけていたら!!
突然、ブルーの制服を着た警備員さんが現れたのである。
警備員さん「暫くはやみそうもないよ、この雨は」
アタシ「そうですね、近いので油断しました。梅雨ですものね」
警備員さん「ちょっとお待ちなさいね、傘を取って来るから」
アタシ「いえいえ、大丈夫です。ホントに近くですのでお気遣いなく…」
と言い終わる間もなく、警備員さんは走って行った。再び現れた警備員さん「返さなくて良い傘だから、気をつけてお帰りなさいよ」
アタシ「ありがとうございます。遠慮なくお借り致します。助かりました。」
深く一礼。
遊歩道の半ばで振り返ると、警備員さんは手を振っているではないか! アタシは、借りた傘を2回ほど上下させて軽く会釈。
パズー「おやつは貰えないんだね」
当たり前だよ、パズー。 吠えなくてえらかったね。チャンチャン。

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