同級生が書いた詩がとても褒められて、音楽の先生がメロディーをつけた。たしか四年生の時。校内合唱大会で、皆で歌った。
雪が こぼれ松葉の上に 音もなく降った 一粒ふた粒と 静かに降った こぼれ松葉は見えなくなった 辺りは白く静かになった
という詩(案外覚えてるね)。
青磁色に、撒き糊の手法で雪のような染めを施した小紋、鼠色にこぼれ松葉を染めた塩瀬の名古屋帯、ごくごく淡いピンクの帯締め、帯揚げは桜鼠とピンクの染め分け、半襟はキリリと白く、草履は白台に鼠の鼻緒、八掛けも銀鼠で1つだけこぼれ松葉が染めてある…。 1月から2月のコーディネート。こんな衣装を纏えればきっと嬉しく、叶わなくとも、想像する事でも充分心愉しいものなのであります。
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