2012年1月26日木曜日

備えあれば・・・


寒い季節、訃報が増えてこの冬三件目のブラックフォーマルのご用意をしています。どうしても後回しになってしまうひと揃えだけれど、備えあれば憂いなし。皆さん、クローゼットにはしっかり準備をしておきましょう。
女性はブラックの2ピース(ワンピースとジャケット)が基本です。ビジネス用のスーツに白いシャツはアウト。理由は、女性はネクタイを締めないから。 小物はなるべく金具のない黒のBAG、お香典等を包む袱紗と、お数珠もあれば良いです。ストッキングも黒で。
 お香典の表書きは薄墨です。フルネームで住所もきっちり書きましょう。 お通夜は、取り急ぎ駆けつけましたということで、地味な服装で大丈夫ですが、貴金属は外しましょう。 
受付を済ませたらご焼香の順番を待ちます。 ご遺族に一礼 遺影に一礼したあとご焼香します。
最後に遺影に一礼したら、再度ご遺族に一礼します。
関東圏では、お清めの席が用意されています。余程の予定がない限りはお席に着きましょう。長居は禁物です。 ご関係によっては、お通夜の会場と時間を確認してお花などのお供物をお届けします。 告別式では、きちんとブラックフォーマルの装いです。冬場はコートも必須。屋外でのお見送り等の為に黒かグレーのショールがあれば万全です。悪天候に備えて、フォーマルの長傘を用意されている方もいらっしゃいますよ。 
仏事に許されるジュエリーは真珠です。ブラックパールがベストですが、もちろん白でも構いません。ピンク味の強い 花珠は、本来慶事の真珠です。華やかすぎる場合は、ピアスかイヤリングのみにしましょう。ネックレスの二重はアウトです。

喪服を揃える時期は、昔からお彼岸とお嫁入りの時期が良いと言われています。嫁入り支度に入れる場合は、晴れ着の下にしのばせることになっています。 和服を持たせない場合は、洋装のフォーマルの下でも。 近頃は和服がお嫁入り道具に入らないもんね・・・。もたせる場合は、黒留めは案外出番がありません。アタシは、一つ紋の無地か付下げが良いと思います。お召になるお嬢様でしたら、一番出番が多いから。 この辺は親御さんのお考えかな。。

コーラルでは、ブラックフォーマルは極力速く納めるようにしています。夜中でもOKです。
また、お嫁入り道具は、ご希望があれば、寿ののし紙をつけて荷出しさせていただきます。

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